ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の感動を伝えたい。
2017年3月3日、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』大阪公演を見に行ってきました。言葉は聞いたことはあっても内容は全く知らない舞台。期待を大きく超えられました。
この日は
ロミオ・・・大野拓朗さん
ジュリエット・・・生田絵梨花さん
ベンヴォーリオ・・・矢崎広さん
マーキューシオ・・・平間壮一さん
ティボルト・・・渡辺大輔さん
死・・・大貫勇輔さん
舞台は一幕と二幕の構成となっており、公演後にキャピュレット家によるアフタートークがありました。
『ロミオ&ジュリエット』、どのような物語かというと対立するキャピュレット家とモンタギュー家、その子供であるキャピュレット家のジュリエットとモンタギュー家のロミオが恋に落ちてしまうという物語です。
舞台はキャピュレット家とモンタギュー家の若者の争いのシーンから始まります。
ダンスを踊っている人たちが本当にすごい。はじめにミュージカルの醍醐味を感じました。
ロミオとジュリエットが出会う仮面舞踏会のシーン、ここでもダンサーやロミオ、ジュリエット、すべての人の動きがリンクしていてここまで作り上げたのが本当にすごい、、、圧巻でした。どれほど稽古していたのか、努力が目に見えた結果だと思います。
ここからは少し物語の内容を。キャピュレット家のティボルトとモンタギュー家でロミオの親友のマーキューシオが対立する場面、マーキューシオがティボルトに刺され、正義感の強いロミオがティボルトを殺してしまい、ロミオは永久追放されてしまう。
ジュリエットは結婚したくもない人と結婚させられてしまいそうになったので、仮死状態になれる薬をロミオが信頼するロレンス神父からもらい仮死状態になった。
しかし、ロレンス神父はそのことをロミオに伝えることができず(ロミオが携帯をどこかにおいてきてしまったため。(携帯を使っていたことに驚きました))、ロミオはジュリエットが仮死状態であることを知らない。
そんなときにロミオは親友のベンヴォーリオからジュリエットの死の知らせを聞いてジュリエットのもとに向かう。
そんなジュリエットを見たロミオは苦悩し、毒薬を飲み自ら命を絶つ。仮死状態から目覚めたジュリエットもそれを追い自ら命を絶ってしまった。
二人の真実の愛が起こした悲劇、これは争いの虚しさを教えてくれた。
この出来事により両家は最後に手を取り合い、対立に終止符を打った。
対立のシーンから始まり、最後は協調し舞台を終えました。ロミオとジュリエットの愛は人々の心を動かしたのです。二人は自ら命を絶ってしまいましたが、死の世界で結ばれた、という点では幸せなのかもしれません。
このミュージカルで一番心に残った曲といえば、やはり「Aimer」。
ロミオとジュリエットが愛をうたうラブソングです。大野さんと生田さんの掛け合いがとても素敵でした、、、
ロミジュリを見てから毎日のように聴いています。みなさんもぜひ一度聴いてみてください。
アフタートークではキャストの方の違う一面を見ることができました。
ロミジュリの公演期間中にジュリエットのWキャストの木下さんと生田さんが誕生日を迎えました。木下さんは(劇中で)携帯を買ってもらえる年齢18歳、生田さんは大人を迎える20歳になりました。
誕生日プレゼントを何にするか迷った話だったり、ティボルト役の渡辺さんが誕生日プレゼントをあげてないことをいじられたり、笑。そんな仲の良いキャストの皆さんをみて大好きになりました。本当に良いキャストだからこそ、この素晴らしい作品が出来上がったのだと思います。
大野さんがカーテンコールのとき、公演は終わってもぼくらの中の一生忘れない思い出になればうれしいです。と言っていました。
僕にとって初めて自分でお金を出して、大阪まで行って見たミュージカル。一生忘れられない思い出になりました。本当にありがとうございました。生田さんの活躍をこれからも願っています。また舞台を見に行きたいです。いや、行きます。
大野拓朗さんかっこよかったな。
そうみん