How many times...

乃木坂46が好きです

「生まれてから初めて見た夢」

僕が"生まれてから初めて見た夢"はいつだろうか。寝ているときに見る夢の話である。

そんなこと覚えているはずがない。僕は今日も夢を見たが、もう忘れてしまっているからだ。とてもすごい夢だったのは覚えている。しかし具体的な内容は忘れてしまった。

 

明日、乃木坂46が「生まれてから初めて見た夢」というアルバムを発売する。3枚目のアルバムだ。

 

では、生まれてから初めて見た夢とはどのような意味なのだろう。

 

ここでこれまでのアルバムについて振り返ってみる。

乃木坂46は2015年1月7日に1stアルバム「透明な色」を発売した。"透明な色"、まさしくこのときの彼女たちを表していた言葉だと思う。乃木坂は清楚でかわいい、そんなイメージが世間に知れ渡っていたころだった。初めてのアルバムということでそれまで発売された10枚目までの全シングル+ファンが選ぶカップリング(+新曲)が収録されていた。10枚目という区切り、私たちはここから色を付けていくんだ、という意味も込められていたんじゃないかと思う。グループを象徴する一枚だ。

 

 

 

 

2枚目のアルバムは「それぞれの椅子」。翌年の2016年5月25日発売だ。メンバーが赤と青の衣装を身にまとったCDジャケットが印象深い。1stアルバムから一年経ち、グループに色がついた。そして、それぞれのメンバーにも色がつきはじめている。"それぞれの椅子"とはそれまでメンバーが歩んできた道、そしてこれから歩む道を指しているんじゃないかと思う。グループとしてはもちろん、個人としての活躍も期待されているということだ。2016年1月7日、1stアルバムからちょうど一年後に 深川麻衣さんの卒業が発表された。深川さんはこのアルバムには参加していない。まだグループに在籍しているのになんでアルバムに参加しないの?、と僕は思っていた。しかし、今になって考えてみると、"それぞれの椅子"という意味がその答えを暗示していたのかもしれない。

 

 

 

 

 

そして2枚目のアルバムから1年、「生まれてから初めて見た夢」を発売する。ここで1年前と大きな違いがある。3期生の加入だ。3期生の加入により新しい乃木坂46が生まれた。メンバーの卒業、そして新メンバーの加入、いろいろなことを経験して乃木坂46は成長してきた。そしてまだまだ乃木坂46は成長を続けるだろう。彼女たちは"生まれてから初めて見た夢"をこのアルバムにつめこんだ。新しい乃木坂46、ここからどのようにグループが変化していくのか楽しみだ。